ドラマ「僕とシッポと神楽坂」第3話を保護猫ボランティア(※3ヶ月目)が解説してみる

こんばんは。

すみちょふです。

ハロウィンパーティーに参加された方々は無事お家までたどり着けたでしょうか?

祭のあとの、ふと、冷静になる感じ。

週の半ばです。

そして、今年も残すところ2ヶ月です。

風邪も流行っています。

気を引き締めて参りましょう。

 

と、言うわけで。

先週末バタバタしていて遅くなりましたが、ドラマ「僕とシッポと神楽坂」第3話の感想です。

 

今回は、「お年寄りとペット」問題。

加賀まりこさん演じる千津さんは夫に先立たれ子供もおらず扇屋さんを営みながら1人で暮らしているおばあちゃん。亡くなった夫と入れ替わりに、拾ってきた雌猫、カナメちゃんが唯一の家族。カナメちゃんは3歳。家猫なら普通あと10年は生きられるでしょう。

 

この場合、飼い猫を残して自分が先に死ぬかもしれない、という不安がつきまとうわけです。

 

ちなみに、演じられた加賀まりこさんもお猫様を飼われていて、今回のテーマは他人事ではなかったそうな。自分に何かあったときは、と友人にお猫様を預ける約束もされているそうです。

 

①お年寄りと猫

 

アニマルセラピーがあるように、以前から何度も言ってますが、独居世帯こそペットと暮らすべきだ!と思うわけです。特に今回のドラマのように、家族に先立たれてひとりぼっちになってしまったお年寄りの場合は。

ただ、その場合、上述の自分がペットより先に死ぬかも問題の他に、経済的な問題や、面倒を見られるか(ペットの老老介護)の問題も浮上してきます。

これは行政による支援とか補助金とかなんとかならないかなー!頼むー!

 

ちなみに、愛媛県で保護猫の里親になろうとすると、65歳以上の方はご家族の同意がいるようです。上記のリスクへの配慮でしょう。

 

 

②ペットの老人ホーム

 

老犬、老猫のためのペットの老人ホーム、またはペットと一緒に入居できる老人ホームもあるのだとか。

しかし、如何せん値段が.....

やはり、ペットを飼おうとすると経済的な余裕は必須ということになります。

徳丸先生が作中で作ろうとしている「飼い主のいないペットが暮らす家」のような施設もありますね。ただ、そのほとんどはボランティアとかNPO法人とかが多いので、全部おまかせしてしまうのも申し訳ない気も。

また、普通に民間企業のサービスとして、里親探しサービスやペット終身ホームもあるようですが、金額が高く、かつ、中身がどうなのかちょっと不安でもあります。

 

③成猫の里親探しはなかなか見つからない

 

これ、まさに体感しているところです!

毎週の里親探し会で、とんとん拍子に話が進むのはほとんど子猫ばかりです。知人に猫を飼ってもいいよって人がいるのですが、その方も「子猫なら」の条件つき。

確かに、可愛い。

子猫の可愛さにとってかわる生き物はこの世に存在しないと断言出来るほどに。

でもでも、実際に子猫サイズでいるのって生後5ヶ月位までで、6ヶ月にもなるとほとんど見た目成猫ですから!すぐ大きくなりますから!

それでもやっぱり、子猫がよろしいようで.....

ちなみに、ペットショップやブリーダーさんのところだと、大きくなった子猫は明らかに値下がりし、売れ残ってしまうと.....考えただけで落ち込みます。

 

個人的には、大人猫、オススメですよ!

子猫って体調も崩しやすいしお世話も目が離せなくて大変なのです。

成猫の1番のオススメポイントは、ある程度性格がハッキリしていること。見た目の好みだけでなく、自分との性格の相性で撰ぶことができます。

例えば、いっぱい遊んでいっぱい甘えてきてほしい場合と、お留守番させることが多いのでマイペースで1人が好きな場合と。どちらが自分にあうかな?と判断できますよね。

 

私が今お迎えしたいな〜!と片思いしているお猫様も2歳になる成猫なのですが、人馴れしているけど大人しくてクールで、あんまり構ってちゃんじゃない所がとってもタイプなのです(´∀`)

 

ペット医療が充実したお陰で、お猫様の寿命ものび、ペットの間でも急激な高齢化社会になることで対応策がまだまだ間に合ってないように感じます。

ペットと飼い主がずっと幸せでいられるように。個人の努力だけでなく、国や行政が支える仕組が出来てくるといいなーと思っています。ペットだって家族だもの。

 

ではでは。SEE YOU!