推し猫みっちゃん、新世界へ飛び出す
こんばんは。
目指せ、猫破産(ダメ)。
すみちょふです。
このブログで何度か出てきた、
私の推し猫様の話をさせてください。
夏から参加させて頂いていた保護猫ボランティアが、先日解散になりました。
川原に集団で捨てられていたお猫様達全員の進路が決定したためです。
最後のお世話をする際は本当に別れがたく、新しい環境で末永く幸せに暮らしてほしいと願うばかりです。
ほとんどの進路は、里親さんに引き取られた、という事なのですが、1匹だけ、保護猫カフェに入居、というお猫様が。
それが私の推し猫様、三毛猫みつき様です。(通称みっちゃん)
捨てられていた猫がほとんど子猫だった中、みっちゃんは推定3歳。恐らく、捨てられていた子猫たちのお母さんなのでは?と推測しております。
やはりお猫様は子猫ちゃんの方が人気がありますし、みっちゃんは控えめ大和撫子タイプなので、里親探し会などでアピール出来ず、初見さんにはその魅力が伝わりづらく大変はがゆい思いをしておりました。
結局、1匹残されてしまったみっちゃん。保護猫カフェで、他のお猫様たちと交流しつつ、お客さんにその魅力を知って貰えたら、とのことでした。
というわけで、先週、入居間もないみっちゃんの様子を見に(貢ぎに)保護猫カフェへ行ってきたのですが、
みっちゃんは3段ケージの最上階から動けずにいました。
お猫様は環境の変化にストレスを感じやすく、他のお猫様が常に同じ部屋にいることがしんどいお猫様も多いそう。
みっちゃん、私のことを認知してくれてるのかは謎ですが、とっても人馴れしていて、人間が撫でる分にはいくらでも撫でさせてくれるし誰にもスリゴロなんですが、お猫様に対してはすごくクールで。ケージの扉は解放してあるものの、まだ外へ出て他のお猫様と交流するまでには至っていませんでした。
環境になれずストレスで血尿になってしまったり、他のお猫様との関係が上手くいかず、いじめのようなことも発生したりするらしく。
ボランティアで少しお世話しただけですが、ちょっとでも関わってしまった手前、心配で心配で仕方ありませんでした。
私が今すぐお迎え出来たら良いのですが、あまり条件のいい里親ではない自覚はあるので(仕事人で独身で実家はお猫様不可)それもできず.....
それから1週間ほど経って、今日、再びみっちゃんに会いに(貢ぎに)保護猫カフェへ。
みっちゃん、やはりケージの最上階の定位置に(苦笑)
時々顔を伸ばして外を確認しているものの、やはり出てくるまでは時間がかかりそうな雰囲気。
でも、先週よりは緊張が溶けているような感じもしました。ご飯も残さず食べているようで一安心。
最近読んでいるお猫様に関する本で、なるほどなぁと思うことがたくさんあったのですが、「お猫様も人間も同じだなぁ」と改めて思ったわけです。
うちにこもってもいけないし、
そとに攻撃的になってもいけない。
自分に自信を持ち、堂々としていなければならない。
これ、人にも当てはまりますよね?
お猫様の粗相など問題行動には必ず原因があり、それらを知り、解決するのが飼い主の役目なのだと。あくまでも、お猫様自身が進んで出来るように、フォローしていくのだと。
そうすれば、本当の意味で、人間とお猫様は家族になれるのだそう。
いやー、「大事なことは全部お猫様が教えてくれる」って真理なのだわ。
そして、
みっちゃんはボランティアさんに導かれ、本日、ケージの外へ飛び出したのでした。
感動の瞬間でした!
すぐ、「よーよー姉ちゃんよー」と言わんばかりに寄ってくる雄猫たちをシャー!と威嚇し、すぐカーテンの後ろに隠れたりしてましたが、壁際を沿うように探検しておりました。
あのね、なんかね、今日何度も思い出してるんですが、思い出す度泣けてくるんですよ、なんだこれ笑
勇気を出して。
自分から。
知らないお猫様が沢山いる、
全貌が分からなくて不安な、
ケージの外へ。
飛び出したのです。
.....
.........
(இ௰இ`。)
がんばったね!みっちゃん!!
次に会う時はカフェの入口で歓迎してくれたりするのかしら(´;ω;`)ウッ…
.....いや、私そもそもそんな神対応される仲じゃなかったわ(笑)
でもでも!次に会いに行くのがとっても楽しみです!
いや、ひょっとしたら里親さんが決まってもう会えなくなるかも?
だからこそ、会える時には会いにいっておこうと思います。
お猫様とも一期一会。
みっちゃん、素晴らしい勇気を見せてくれてありがとう。
何だかその姿を思い出すだけで、私もちょっとだけ頑張れそうな気がするよ!
ではでは。SEE YOU!